JICA国際キャリアフォーラム in 京都にて
9月1日に開催されたJICA国際キャリアフォーラム in 京都にて、「グローバルキャリアの作り方」というテーマをいただき登壇しました。
170名満席の空気と参加者の皆さんの真剣な眼差しから、国際協力に対する意識の高さと、自分にできることは何かを模索するポジティブな力を感じました。
私自身はグローバルキャリアを築いてきたという気持ちは全くなく、気づいたらここにいた、という行き当たりばったり人生なんですが、その時その時を一生懸命生き、経験し、学び、繋がり、BASEYに辿り着いた、こんなキャリアパスもあるということ。困った人や課題を傍観せず、自分にできることから行動に移す。そんな人が増えたら、社会、日本、世界、未来はきっと良くなる。そんなことをお伝えしました。
そして、フォーラムから3日。参加者の方たちより嬉しいメッセージをいただいています。驚いたのは、開催当日の夜に、私の話から感じたことや感動したこと、感謝の気持ちを綴ったメッセージをいただいたこと。
お礼の言葉を期待して行動するわけじゃないですが、「ありがとう」と言われると嬉しいです。
最近の若い子、と言っても20代から30代の人も含めて、感謝のない人、してもらって当たり前、お礼の連絡があっても、いつの話のお礼のメッセージ?な人が少なくなく、最近の人はそういう風なのね、と残念だけど変に納得しようとしていた昨今。
今回メッセージをいただいた方たちのように、しっかりと気持ちと感謝の言葉をタイムリーに伝える若者がいるということに感動しています。私は登壇して伝えて、依頼されたことをしただけで、そんなフィードバッグは期待も想像も全くしていなかったので、余計に嬉しさが湧いてきます。
誰に指示されるわけでもなく、自ずと湧く気持ちや感謝を伝える。メッセージを書くのは時間も頭も使うけど、それをタイムリーに行う姿勢。改めて高い志を持つ人たちというのは、そういう基本がしっかりできているんだな、基本の根がしっかりとしているから、幹が伸び、美しい花を咲かすんだな、と感じています。
私自身、家族や周りの人にすごく厳しく挨拶をしつけられたので、そういうところを見るのが厳しすぎるのかも、と思ってきましたが、やはり日本人の礼節を大切にできる人を応援したいと思うのと同時に、「人の振り見て我が振り直せ 」で私も改めて心掛けていこうと思いました。
自分の経験を伝えることで、逆に励まされた気分!
志高い若者の皆さん、応援しています!