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アフガニスタンのパートナー

April 16, 2014

BASEYの現地パートナーは、中東のアフガニスタン、パキスタン、アフリカのセネガル、ルワンダ、アジアのバングラデシュ、ラオス、そして中米のベリーズの合計7か国。 そのうちのアフガニスタンから、先日、手刺繍のストールが届きました。

 

昨年の10月に初めてのストールが届いてから今回で第6便です。刺繍を施す女性たちは、企業や支援団体などに所属しているわけではなく、BASEYとの商品作りのみで生計を立てています。女性たちとBASEYを繋ぐ現地のリーダーとして、日本の文部科学省の留学制度で日本に5年間滞在経験のあるアフガニスタン人の男性がサポートしてくれています。

 

彼とは日本で出会ったのですが、彼がアフガニスタンに帰国後Skypeで話をしていたときに、彼に質問しました。今アフガニスタンは復興に向けて歩みを進めているけれど、今日を生きるのに精一杯な人たちがたくさんいると思う。その人たちと一緒に何かできないかと思っているのだけど、BASEYとしてどんなことができるでしょう、と。そしたら、ちょうどその日私と話をする前に、女性たち数名から自分たちを救って欲しいという訴えがあったというのです。働き手となる父親や兄弟が内戦や病気で亡くなったり、病気で働けずとても苦しい生活をしている。家族は10人を超える大家族で、親戚から借金をしてどうにか生活を繋いでいるが、もう借りることができない。どうか自分たちを救って欲しいと。

 

すごいタイミングで、もうこれはどうにかするしかないな、と思いました。それで、日本から何ができるか色々考えた末、女性たちにストールに刺繍を施す仕事をお願いすることにしました。タリバン政権の影響や厳格なイスラム教の教えで、アフガニスタンでは女性は外出せず家にいること、女性は外で働いてはいけないという考えが未だ根強く残っています。ですが、唯一働き手となる男性が亡くなっているか病気で働けない、そうすると収入がない、でも生きていかないといけない。考えた末、彼女たちが危険な目に合わないように、現地の考えや文化を尊重し、自宅にいながら働いて収入を得る方法を作ろうと思い、ストールに刺繍を施す仕事を考えました。

 

アフガニスタンは自爆テロや不安定な情勢、外国人の誘拐が多発しているため、外務省から渡航を控える注意喚起が出ていて、一般の人が現地に渡航することはできません。今すぐにでも現地に入りたいと強く思っているのですが、残念ながら私はまだ一度もアフガニスタンの地に立ったことはありません。それでも、日本からできることをすると決めて、現地パートナーや女性たち、支えてくださる方たちと共にストールを作り続け、今回無事に第6便を受け取ることができました。正直、私自身がびっくりしています。でも、まだまだ始まったばかり。これからです。

 

日本にいながらどのようにしてシステムを作って、現地の人と商品を制作できているのですか、とたくさんの方から質問を受けます。これについてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。

 

ただ一つシンプルに言えることは、現地のパートナーや女性たちが大好きで、彼女たち、そしてその大切な人や家族を守りたい、という気持ちがあるからです。そして、彼女たちもBASEYに対して同じように感じてくれているのが伝わってきて、それが嬉しくて前に進めています。どんな時も感謝の気持ちや相手を想う気持ちは人にパワーを与えてくれると身を以て感じています。

 

吉井 由美子

 

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